【転職】30代公務員のエンジニア転職は厳しかった!

転職

こんにちは!tekute-kuです。

今回は私、tekute-kuがエンジニア転職に挑戦した話をしたいと思います。

この記事を書いた目的

私が経験したエンジニア転職活動について紹介し、私と同じような立場で転職に挑戦しようとお考えの方の参考になればと思い記事にしようと思いました。

はじめに結論

結論としましてはタイトルにも書いていますが、30代公務員のエンジニア転職は現実的に厳しかったということです。夢のないことをはじめに書いてしまっていますが、悲しいことに、まさしくこれが現実でした。

ただし、これは私の個人的な経験、立場と考えに基づく結論ですので、経験、立場や環境が違っていたり、違う考え方をお持ちの方にとっては異なる結論になるかもしれませんので、あらかじめご了承ください!

それではなぜ、エンジニア転職が厳しかったのかということを掘り下げていきましょう!

エンジニア転職が厳しかった理由

その前に私の置かれている環境や年齢、簡単な経歴について示しておこう思います。

私について

年齢:30代前半

仕事:公務員【当時】

経歴:高卒、公務員歴10年ほど

家族:妻、子ども1

家:マイホーム(ローンあり)

以上が私の情報となりますが、これらのことを転職するか否かの判断の指標の一つとしていました。

続いてエンジニア転職が厳しかった理由をいくつかに分類して説明していきたいと思います。

大きく分類すると社会的な理由と個人的な理由に分けることができます。

まずは社会的な理由です。

新型コロナウイルス感染症による不況

社会的な理由として、新型コロナウイルス感染症による経済不況により転職活動が、大きく影響を受けました。私が転職活動を行っていた2020〜2021年はコロナにより経済がかなり落ち込んでいる状況で、IT業界も例外ではありませんでした。

未経験者の募集の減少

コロナの影響で積極的な人材の募集を行っている企業はコロナ前と比べて、格段に少なくなっている状態でした。

しかし人材募集を行っている企業は”全くない”というわけではありませんでしたが、その中で未経験の人材を募集している企業はとても少なく、あったとしてもそこに未経験の転職希望者が殺到し、競争率が高くなってしまっている、または明らかにブラック企業と思われる企業ばかりだったのです。

IT企業専門の転職エージェント曰く、コロナ前とコロナ後では、明らかに未経験者を採用する企業は激減しているとのことでした。

私があるIT企業の面接を受けたときにも、仕事自体が今はあまりなく、未経験でもやれるような仕事はあまり回ってこないと人事担当者の方はおっしゃっていました。

したがって、コロナ渦での転職を成功させるような人材はやはり、経験があったり少数の秀でた何かがあるような人物でないと難しいようです。

 

続いて、私自身の個人的な理由により転職を断念したものを紹介していきます。

年齢と経歴

前述した通り、私は30代の前半の公務員でした。やはり転職するには少し厳しいところがあったようです。

IT業界では(どこの業界でもそうかもしれませんが)やはり30代となってくると、ある程度経験を重ねていないと新たな業界でやっていくのは難しいということです。

例えば、営業経験、プロジェクトマネージャー経験などの、どこの業界でも重宝されるような経験です。これらの経験をしていれば、たとえ別の業界に転職したとしても、新しい世界でそれを生かすことができるでしょう。

公務員は転職活動には不利

私の場合は公務員を10年以上やってきましたが、その経験はあまり別の業界では活かせないということが分かりました。現実は非情なもので頑張って命を削りながら(笑)10年やってきたのにもかかわらず、転職活動の際には役には立ちませんでした。

公務員という職種は転職活動の際の経歴としては、他の業界からはありがたがられないということです。

30代の人材には、別の業界でも役立つ様々な経験をしていて、即戦力になることが期待されているのです。私がまだ20代の前半だったのならば、そういった期待はされなかったでしょう。

 

家族とマイホーム

エンジニア転職ではどのIT企業も即戦力となるエンジニアを欲しがっているのでエンジニア経験があれば、IT業界では重宝されます。したがって、とりあえずエンジニア経験を積むために企業を選ばずに転職して、ある程度、経験を積んだ後にさらに別の企業に転職するという選択肢もありました。

しかし私には妻と子どもがおり彼女らを養う義務が私には課せられていますし、彼女らを愛しています。さらにマイホームを購入し借金もあります。

私の身勝手な行動により家族を路頭に迷わせてしまうことにしまう可能性もあります。さらに路頭に迷うまではいかないものの収入の減少により家族に生活を切り詰めさせなければならなくなることは避けたいと思っています。

また労働環境の変化で今より家族との時間が減るということは何としても避けなければなりません。これらのリスクについては絶対に譲れないことを踏まえると、よくわからない企業や今より労働環境が悪くなる恐れのある企業などへの転職はすべきではないとの結論に至りました。

ただし今あげたリスクを許容できるという場合は、新たな道も開かれるでしょうし成功する糸口になるかもしれませんのでやってみる価値は存分にあると思います。

私もこれらのリスクを回避できるような条件の企業ならば転職する道もあるかもしれません。

まとめ

以上が私tekute-kuのストーリーです。

エンジニア転職には経歴や年齢、経験が重要視されていることがよく分かりました。私は個人的な理由もありますが、エンジニア転職は今のところ失敗に終わっています。ですがこれは私のケースであり、他のケースについてはこの限りではありませんので、参考程度にしていただけると幸いです。

大事なこと

最後に、転職活動をやっている中で感じたことは、転職を考えていたりキャリアチェンジを考えている場合は、まずは客観的に自分や企業を見る必要があるということです。自分の価値観と企業の価値観があっていなければ、転職しても不幸になってしまいますので慎重に行動しなければなりません。最近はITエンジニアへの転職の宣伝や広告がたくさん出ています。これらにのせられてよく分からないまま転職してしまうのはお勧めできません。(かくいう私もそうでした)

重要なのは、なぜ転職するのか、どうしてこの業界なのか、どうしてこの企業なのか、どうしてこの職種なのかを明確に論理的に説明できることです。そのためには自分と対話し、よくリサーチし、よく考えて行動することが必要だと感じました。

 

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