【Laravel】php artisan serve を使わずにVirtual Hostを立ち上げる方法(MAMP・Apache)

php artisan serveコマンドを使用せずにVirtual Hostを立ち上げる方法を備忘録として記録します。

Virtual Hostとは

Virtual Hostとは1台のサーバーで仮想的に複数のドメインを運用する技術。主にWebサーバーやメールサーバーで運用されている。

Webサーバーやメールサーバーを運営する場合、一般的にドメインより多い数のサーバーを用意することが多いがVirtual Hostを利用することで1台で複数のドメインを運用することができるためにIPアドレスの節約効果や運用コストの削減などのメリットがある。

Apache(アパッチ)やNginx(エンジンエックス)など。

Virtual Hostの設定

早速、php artisan serveコマンドを使わずにVirtualHostを立ち上げる方法を見ていく。

httpd.confファイルの変更

httpd.confファイルを変更する。

MAMP/conf/apache/httpd.conf

# Virtual hosts
#Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

上の部分を探し出し、以下のように#を外し有効化する。

# Virtual hosts Include 
/Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

httpd-vhosts.confの変更

次に先ほど有効化したファイル、httpd-vhosts.confファイルを変更する。

MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf

<VirtualHost *:80>
ServerAdmin webmaster@dummy-host2.example.com
DocumentRoot "/Applications/MAMP/Library/docs/dummy-host2.example.com"
ServerName dummy-host2.example.com
ErrorLog "logs/dummy-host2.example.com-error_log"
CustomLog "logs/dummy-host2.example.com-access_log" common
</VirtualHost>

これを以下のように変更する。

Listen 1200  #追加 1
<VirtualHost localhost:1200> #変更 2
ServerAdmin webmaster@dummy-host2.example.com
DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/laravel_t/public" #変更 3
ServerName dummy-host2.example.com
ErrorLog "logs/dummy-host2.example.com-error_log"
CustomLog "logs/dummy-host2.example.com-access_log" common
</VirtualHost>
  1. Listen 1200を追加 この数字はポート番号を表している。
  2. localhost:番号を指定。上のListen 番号と同じ番号を指定。
  3. プロジェクトのpublicディレクトリのパスを指定

MAMPを再起動

MAMPが起動したままだったら、一度ストップを押し、再度スタートして起動。

localhostを立ち上げる

localhost:番号をURL画面に打って完了。(上の例ではlocalhost:1200)

以上。

 

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