Laravelをインストールして最初に設定するconfigディレクトリにあるapp.phpファイルの設定について調べてみました。
app.phpとは
このファイルはconfigディレクトリ直下に配置されているファイルです。configディレクトリに配置されているファイルはconfigファイルといい、Laravelの設定が書かれているファイルのことです。app.phpもこのconfigファイルの一部となります。
何が設定されているか
主に設定されているものをまとめました。
name
'name' => env('APP_NAME', 'Laravel'),
自分で決めた任意のアプリケーションの名前
初期設定は’Laravel’
env
'env' => env('APP_ENV', 'production'),
アプリケーションの環境。初期設定は’production’(開発)
url
'url' => env('APP_URL', 'http://localhost'),
開発環境のURL。コマンドラインで‘php artisan serve’すればこのURLで表示される。
timezone
'timezone' => 'Asia/Tokyo',
時間帯 (標準時)。
初期設定は日本ではないので’Asia/Tokyo’に変更する必要がある。
他のタイムゾーンは以下のPHPマニュアルに一覧が載っています。
locale
'locale' => 'ja',
言語の設定。
こちらも初期設定は日本ではないので’ja’に変更する必要がある。
fallback_locale
'fallback_locale' => 'ja',
localeで指定した言語の設定が無かった場合に設定する言語
faker_locale
'faker_locale' => 'ja_JP',
Fakerというライブラリの言語設定
例えばFakerを使用してインスタンスを作ったときに適当な名前を割り当てたいとなったときに’ja_JP’なら適当な日本人の名前が設定される。
値を取得する方法
今回設定した値は取得することができます。
.envファイルを以下のように任意の名前に変更し上書き保存します。
APP_NAME=Laravel_test
そして下のように書けば設定したアプリケーションの名前を参照できます。
<title>{{ config('app.name') }}</title>
.envファイルは主に定数が設定されています。ここにある定数は、先ほどのapp.phpからも参照されています。
まとめ
他にもいろいろな設定がありますが、最初に設定するのはこれくらいですかね。
コメント